監督 と コーチ 4幕の3
ここらへんで一度 監督とはどんな立場なのか、
考えてみる。
コーチは、監督のサポート的立場をする。
小さい子の基礎練に付き添って繰り返し教えたり、
監督が居ない時にチームをまとめたり、する人。
監督は、総括する立場だ。
試合のメンバーを決めたり、作戦や、Aチームを勝てるチームに導く人。そして、全体の事を見ながら指導者としての立場もある人。
スポーツ少年団の練習の時間は
平日2時間くらい、
土日も練習が入り、試合がある時などは、夕方遅くまである事だってある。
つまり、休みがなくなるのだ。
自分達の仕事を終え、子供達のために、夕方から2時間ほど練習に付き合う事になる。土日も。
これに毎回付き合えば、確実に子供達の信頼が得られる。
監督とコーチをするには、
子供好き で、
時間を守ってくれて、
バスケ好き で、
自分の時間を割いてくれる人で、
公平な目線を持っていてくれる人。
が、理想だ。
ここに、スポーツ少年団の理念 をかいておく。
私も、今、知りました。
スポーツ少年団の理念
- 一人でも多くの青少年にスポーツの歓びを提供する
- スポーツを通して青少年のこころとからだを育てる
- スポーツで人々をつなぎ、地域づくりに貢献する
もっと早く調べれば良かった。
なかなか、してくれる人が居ない中でのボランティアで参加してくれた、うちの監督。
保護者会から少しだがお礼もしている。
が、しかし。
私がチームの事を面倒見ていた時に見つけたもの。
ボコボコになった500mlのペットボトル。
角が外れて縁が取れている作戦ボード。
この2つは、恐らく理想通り動かない子を叩いた時にそうなったと思われる。
違う❗と叫びながら座っていた椅子を手で掴んで床に叩きつける。
そうじゃない❗❗と叫びながらボールを体育館の床に叩きつけ、大きな音を立てる。
みんなを集めて、できない子だけを名指しで怒る。
試合に負けると、反省会は自分達でやれ、と言い、怒って帰る。
試合の時、苦手な監督がいると、来ない。
でも。
出来る子や、理想通り動ける子はめっちゃほめる。
近づいて、熱心に指導する人だった。
こんな事だから、
子供達が我先に監督に認めてもらおうと、褒めてもらおうと頑張る形になっていった。
親達も、これに踏ん張ったら勝てるチームになるだろう、と思っていた。
今、振り返ると、これは、、、
我慢、辛抱、人は叩かれて成長するもの。
感情のままに、恐怖で弱い人を支配する形になっている。
疑問に思って保護者会会長に呟いたら、
『監督に言いたい事があるなら、飲み会を開くから、言って?』
と言われた。
そして、保護者会飲み会が開かれることになる。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。