バスケットボールチームの体験談 3幕
上の子が六年生になって。
身長も思いどうりに伸びず、うちの子はベンチを温めることが多かった。
ただ、これで最後だからと、試合には出してもらえた。
この時、保育園児だった下の子が、小学1年にあがる。
『弟さんもバスケするんだよね〜、』
『お父さんがコーチしてるんだから』
良く保護者の方から言われた。
保育園児の頃は、全く見ていないんだけど。
興味無いようだったんだけどなぁ。お兄ちゃん頑張れー、とか全く無かったのに。
と、ぼんやり思っていた私。
『今日、保護者の人から、下の子もバスケするんだよね〜?って聞かれたんだよ』
と何気なく世間話の感覚で話したら、父親が下の子に一言。
『やるか?バスケ?』
『うん!やる!』
え??即答??兄の事、見てたよね??
つくづく、子供は親の笑顔が好き、ということが分かる一言だった。
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